4日に行われた柏レイソル対FC東京によるルヴァン杯決勝は、FWレアンドロとFWアダイウトンのゴールでFC東京が2-1で勝利。2004年、2009年以来3度目のルヴァン杯王座についた。
柏はリーグ最終節となった12月19日の川崎F戦(●2-3)から2選手を入れ替え。DF川口尚紀が10月31日以来となる先発に。リーグラスト2節を出場停止で終えたMFヒシャルジソンもスタメンに復帰し、4-2-3-1で臨んだ。
対するFC東京は、同最終節の神戸戦(○1-0)のスターティングイレブンから3選手をチェンジ。DF中村帆高、FW原大智、レアンドロが先発に名を連ね、MF森重真人をアンカーに置いた4-1-2-3でスタートした。
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本来は11月7日に予定していた決勝だったが、柏で新型コロナウイルスのクラスターが発生したことを受けて年をまたいでの開催に。両チームともに攻守の切り替えが早い展開となった。
カウンターがカギになることが予想された一戦、FC東京が最初の決定機をものにする。16分、DF山下達也がサイドチェンジを試みるがDF小川諒也にヘディングで跳ね返されると、ボールをひろったFWレアンドロはカウンターを発動。MFヒシャルジソンのタックルをかわしてペナルティエリアに進入すると、左サイドからカットイン。中央で右足を振り抜くと、低い弾道のシュートはゴール右隅に吸い込まれ、FC東京が先制に成功した。
FWオルンガ、MF江坂任へいい形でボールを入れることができず、リードを許した後も度々カウンターにさらされた柏。苦しい展開を強いられる中、40分にはパスワークでフィニッシュまで持ち込む。MF大谷秀和が中央で持ち上がると、ペナルティエリア内のオルンガへ浮き球のパスを入れる。オルンガが落とすと江坂がシュートを放ったが、枠をとらえることはできない。
それでも終了間際にDF古賀太陽の突破からCKを獲得した柏は、MFクリスティアーノのクロスをオルンガのヘディングがとらえる。ゆるい弾道のシュートがゴールに向かうと、GK波多野豪が弾き出したが、ゴール前にこぼれたところをMF瀬川祐輔が押し込む。柏が同点に追いついてハーフタイムに入った。
後半、最初のビッグチャンスをつくったのは柏。クリスティアーノの左CK、ライナー性のボールを一番大外にいた川口がダイレクトでたたく。しかし、シュートはクロスバーをかすめてゴールラインを割ってしまった。
先制点を含めて柏の脅威となっているレアンドロは、自ら持ち込んでゴール正面の位置でFKを得ると、自ら右足を狙いすます。シュートはゴール右隅へと向かうも、ゴールポストを弾いた。
先に動いたのはFC東京だった。飲水タイム前の22分、アダイウトンとMF三田啓貴を同時に投入。すると29分、アダイウトンが勝ち越しゴールを挙げてFC東京が再びリードを奪う。
追いつきたい柏は、MF三原雅俊、MF神谷優太、FW呉屋大翔を同時にピッチに送り込むと、41分にはFW仲間隼斗も投入。オルンガをターゲットにロングボールを放り込んでいく。44分にはGK波多野が飛び出してゴールを空けたところをオルンガが狙ったが、FC東京DFがかきだしてゴールを許さない。
6分に及ぶアディショナルタイムも守り抜いたFC東京が、11年ぶりにルヴァン杯を勝ち取った。
(取材・文 奥山典幸)
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