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センバツ開幕 地元兵庫の神戸国際大付が逆転サヨナラ 延長十回北海下す - 神戸新聞

 第93回選抜高校野球大会は19日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年は春夏ともに甲子園大会が中止となり、観客を入れて試合が行われるのは2年ぶり。開幕試合には、4年ぶり5度目の出場となる地元兵庫の神戸国際大付が登場し、北海(北海道)に延長十回3-2で競り勝って、4強入りした2005年以来、16年ぶりとなる白星を手にした。

 今大会は神戸国際大付や21世紀枠で初出場の東播磨(兵庫)など、全国の32校が出場する。選手や監督ら、チーム関係者は大会前にPCR検査を受けたほか、観客は1万人を上限とするなど、感染対策を徹底して行われる。

 午前9時からあった開会式には、この日に予定されている試合に出場する6校のみが参加し、神戸国際大付のナインも引き締まった表情で聖地のグラウンドを踏みしめた。東播磨など、残る26校は事前に撮影した行進の様子が電光掲示板に映し出され、映像が切り替わるたびに観客席から拍手が送られた。

 国歌独唱は県西宮高の3年柏原雅さんが務め、聖地に澄んだ歌声を響かせた。

 選手宣誓では仙台育英(宮城)の島貫丞主将が、発生から今月で丸10年がたった東日本大震災に触れ「あの日見た光景から想像できないほどの、希望の未来に復興が進んでいます」と力を込めた。試合開始を前に「2年分の甲子園。一投一打に多くの思いを込めてプレーすることを誓います」と宣誓した。

 大会は休養日を含め、13日間の日程で行われ、順調に進めば、決勝は31日に行われる。入場券は全席前売りの指定席で、インターネットのみの販売となる。(長江優咲)

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