J1鹿島は8日、方向性の違いから解任したレネ・バイラー監督(48)の後任に、元日本代表DFで鹿島コーチの岩政大樹氏(40)が就任すると発表した。40歳での監督就任は、ジョアン・カルロス氏(96年就任)に並んでクラブ最年少。福岡戦(14日・カシマ)が初陣となる。今季24試合を終えて11勝7分け6敗で、首位と勝ち点8差の5位。新監督は「クラブを救いたい。輝かせたい」とクラブを通じてコメントした。
岩政氏は04年に鹿島入りし、センターバックとして07~09年のリーグ戦3連覇に貢献した。J2岡山などでプレー後、18年に現役を引退。その後は指導者の勉強を続け、今季から鹿島のコーチに就任した。前監督がコロナ禍で合流が遅れた際には、代行監督として指揮。自チームと相手の強みと弱みを掛け合わせた采配で、3勝1敗の成績だった。
「アントラーズは勝たなければならないクラブです。今年も残るすべての試合に勝ち、タイトル獲得を全力で目指していきます。同時に、今鹿島に求められているのは“新しい鹿島”を創り上げることです」と新監督は所信表明した。不安定な戦いで直近8シーズンで6回目となる監督交代の鹿島。再浮上は、鹿島OBきっての策士に委ねられた。(内田 知宏)
◆岩政 大樹(いわまさ・だいき)1982年1月30日、山口県生まれ。40歳。岩国高―東京学芸大を経て、2004年に鹿島入り。日本代表は南アフリカW杯でメンバー入り。鹿島を退団後はテロ・サーサナ(タイ)、J2岡山などでプレーし、18年末に引退。今季から鹿島コーチ就任。数学の教員免許を持つ。国際Aマッチ8試合0得点。J1通算290試合35得点。J2通算82試合10得点。187センチ、85キロ。既婚。
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