大谷の3号2ランなど、チーム15本塁打はリーグ3位タイに
■ブルージェイズ 12ー11 エンゼルス(日本時間10日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地のブルージェイズ戦に「3番・指名打者」で先発出場し、菊池雄星投手から5試合ぶりの3号2ランを放った。花巻東対決は3発目でメジャー通算130号に到達。本塁打セレブレーションの兜(かぶと)を初めて被ってチームを盛り上げたが、その裏には日本企業の「超速対応」があった。
「大谷翔平の通訳を務めてます水原一平と申します」。兜を製造する甲冑工房丸武産業にメール連絡を入れたのは、アスレチックスとの開幕3連戦が終わった3日(日本時間4日)だった。兜の製造には本来なら数か月ほどかかるが、すでにシーズンイン。“なるはや”で海を渡ってもらう手配をしたという。
そして本拠地開幕となった7日(同8日)のブルージェイズ戦前。注文からわずか4日で、兜がエンゼル・スタジアムに到着した。トラウトが「クールだった」と語るなどナインに大好評だが、それだけではない。本塁打セレブレーション以外にも存在感を発揮。大谷が試合中に中央にあしらわれた獅子を撫でるなど、今後はチームの“守り神”にもなりそうだ。
開幕6試合で7本塁打だったエンゼルス打線は、兜を被せるセレブレーションが始まった7日(同8日)から3戦8発とアーチを量産。チーム15本塁打はリーグ3位タイ、チーム56得点はリーグ3位と打線は活発だ。
この日は両軍合わせて23得点。乱打戦の末に延長戦で敗れたものの、ネビン監督は「私たちはファイトを見せた。チームの戦う姿勢を気に入っている」と手応えを口にした。あとは白星を積み重ね、兜の製造会社の超速対応に応えたい。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)
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