前の登板で違反を指摘されたピッチクロック対策とみられ、投球動作を始める際に左足を1足分ほど下げる動きを取り入れて26球を投げました。
大谷選手はランナーがいない状態でもセットポジションで投げますが、前回登板した6日のマリナーズ戦では相手バッターが準備できていない状態で投球動作に入ったと判断され、ピッチクロックの違反を取られました。
大谷選手はこの試合後に直接審判と話し合って投球動作を開始するタイミングで認識のずれがあったことを確認していて、この日試した新しいフォームはピッチクロック対策とみられます。
左足を下げる動作が入ったことで、これまでのフォームに比べ、いつ投球動作を始めたのかよりわかりやすくなりました。
ブルペンで投げた後には再び新しいフォームで外野で壁当てをするなど、翌日の登板に向けて入念に調整していました。
大谷選手がナショナルリーグ東部地区に所属するナショナルズを相手に投げるのは大リーグ6年目で初めてで、NHKでは11日、日本時間12日の試合を午前10時30分からBS1で中継します。
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