J2清水エスパルスは8日、ホームで2位の東京Vと秋葉忠宏監督(47)就任後初のリーグ戦(午後2時、アイスタ)を迎える。7日は三保で調整。新指揮官はスタメンに大幅なメスを入れ、巻き返しの第一歩となる今季初勝利を目指す。
ブレなかった。清水・秋葉監督は3日の就任以降続けてきた通り、練習を公開。悪天候の中でも駆けつけた“ファミリー”と共に準備を整えた。就任後初のリーグ戦はホームで迎える。「あの応援は、しびれるものがある。ここで奮い立たないと男じゃない。100%持っているものを出す」と声を張り上げた。
この日は短い時間のゲーム形式や就任後初のセットプレー練習を行った。ゼ・リカルド前監督(52)最後のリーグ戦となった1日の甲府戦からは、複数ポジションで入れ替えが行われる可能性が高まった。右サイドを主戦場としてきたMF岸本武流(25)は左サイドバックでの先発が浮上。「(経験は浅いが)チーム状況もあるし、四の五の言ってられない。カットインからシュートを意識していきたい」と、左右は入れ替わっても持ち味の突破力を発揮する。
指揮官は「(ポジションが)どこだろうが、やれる選手が重宝される。臨機応変に相手を見ながら(位置を)変えて構わない」と説明。東京Vは得点(12)、失点(1)共にリーグトップタイと抜群の安定感を誇る。「城福さんらしい、攻守の切り替えや走力を全面に押し出してくる。ただそこを確実に上回りたい」。MF乾貴士(34)のトップ下起用など前体制になかったアイデアで攻撃を活性化させ、相手の堅守をこじ開ける。
昨年9月から続くリーグ14戦勝ちなし、開幕7戦勝ちなしは共にクラブワースト。5年連続シーズン途中の監督交代はJ史上初の赤っ恥記録だ。これ以上、負の歴史を刻むわけにはいかない。「ブサイクでも、泥くさくても構わない。嫌な流れを変えるスタートにしたい」。攻めのタクトで“オリジナル10対決”を制する。(武藤 瑞基)
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