◇国内男子◇関西オープン 最終日(16日)◇泉ヶ丘カントリークラブ(大阪)◇7051yd(パー71)
首位で出た蝉川泰果が5バーディ、1ボギー「67」で回り、通算17アンダーまで伸ばしてプロ転向後初優勝を遂げた。アマチュア時代に挙げた昨年9月「パナソニックオープン」、同10月の国内メジャー「日本オープン」に続くツアー3勝目。
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優勝インタビューでは「もう、18番のティショットを打ち終わった後も、メチャクチャ泣きそうでした。(首位スタートの最終日に崩れた昨年11月)三井住友VISAのときみたいに悔し泣きするのかなって悪いイメージもあったんですけど、優勝できて、ホントにうれしいです」と、時折目頭を押さえながら喜びがあふれた。
別コースで行われた前年は首位と4打差3位から出た最終日に「77」と失速。ホールアウト後に悔し涙を流した大会でもあった。「今年はそのリベンジをしたい気持ちがすごくありました。去年の関西オープンの自分から成長したんじゃないかなって思います。複数回優勝を目指すことと、去年関西オープンで優勝した比嘉(一貴)選手が賞金王を獲っていますし、賞金王を目標に頑張っていきたい」とシーズンを見据えた。
4打差の2位には幡地隆寛が入った。12アンダー3位で鈴木晃祐と宇喜多飛翔(うきた・つばさ)が続いた。
蝉川とともに最終組でプレーした永野竜太郎は11アンダー5位。同じく最終組の河本力は大堀裕次郎、平田憲聖と並んで10アンダー6位。中島啓太は9アンダー9位。2週前の今季開幕戦を制した今平周吾は4アンダー21位で終えた。
石川遼はこの日「73」と落とし、1アンダー31位。昨季の女子ツアー年間女王・山下美夢有の弟でアマチュアの山下勝将(近畿大)はイーブンパー39位で4日間を終えた。
<上位成績>
優勝/-17/蝉川泰果
2/-13/幡地隆寛
3T/-12/鈴木晃祐、宇喜多飛翔
5/-11/永野竜太郎
6T/-10/河本力、大堀裕次郎、平田憲聖
9/-9/中島啓太
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