目標は〝海外超え〟だ。2日に行われた陸上の中距離レース「THE MIDDLE 2023」(東京・駒沢陸上競技場)の女子1000メートルで、田中希実(23)が2分44秒54で優勝。グラウンドレベルからファンが声援を送る珍しい形のレースを終え「アップの時からすごい観客の方が近くにいて、日本でも海外でもあまりないような雰囲気があった」と振り返った。
今大会を主催する「TWOLAPS TC」は、陸上の普及を目指してさまざまな取り組みを展開している。この日はゴール後に選手がトラックを1周する時間を設けるなど、選手とファンが近い距離で接する機会を創出。スポンサーを務めるスイスのスポーツブランド「On(オン)」日本法人の福原裕一共同代表は、取材に「我々は選手を身近な存在として応援できる大会を目指している。孤高のアスリートという存在ではなく、応援する方々にとって身近な存在であることが、これから先は応援されるアスリートになると思う」と意図を明かした。
陸上界を盛り上げる思いは田中も同じだ。「海外と比べても観客がたくさん埋まるような陸上大会ができれば。観客席からはみ出して、トラックにも観客がいるくらい普及できたら」。
先月には所属先の豊田自動織機を退社。今後は新たなステージで陸上の魅力を発信する。
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