右脇腹の炎症で欠場を続けていたエンゼルスの大谷翔平投手(29)が15日(日本時間16日)、本拠地アナハイムで行われたタイガース戦後に自身のロッカーを整理して球場を後にした。
エ軍広報は「状況は変わらない。16日(同17日)に何らかの発表を行う予定」と説明。外野手のフィリップスは「彼はどこに行った?僕は分からない」と困惑気味に語った。右肘じん帯損傷のため今季残り試合の登板は既に消滅しており、早期のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)、打者でも残り試合の欠場を決断した可能性がある。大谷は試合前はクラブハウスでユニホームの下を着用し、室内施設で調整を行っていた。球場スタッフによれば、試合後のフィル・ネビン監督の会見直前に大谷はクラブハウスを離れたという。
指揮官の会見後、クラブハウスの大谷のロッカーからはバット、グラブ、スパイク、帽子など野球道具一式がなくなり、荷物がぱんぱんに詰められた今夏の球宴仕様のロゴ入りボストンバッグが置かれていたのみだった。練習用Tシャツ約10枚、ユニホームの下、赤い5本指靴下、サンダル、ボール一つは残されていたが、自身が契約するニューバランスの大量の靴箱、サッカー元日本代表の吉田麻也のロサンゼルス・ギャラクシーのユニホームなど大谷個人の私物とみられるものは全て片付けられていた。
スポーツサイト「ジ・アスレチック」のエ軍担当サム・ブラム記者は、説明に困窮する球団関係者に「彼は野球界だけではなくスポーツ界のスーパースターなんだ!」と問い詰めるなど、日米合わせて約20人の報道陣も“突然の別れ”に騒然となった。
大谷は3日(同4日)アスレチックス戦に打者出場して以降、試合に出場しておらず、これで11試合連続の欠場。試合はタイガースに2―11で敗れて3連敗。“逆マジック”を示すエリミネーションナンバーが「0」となり、地区優勝の可能性が完全に消滅した。
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