◇6日 ルヴァン杯準々決勝第1戦 FC東京1―0福岡(味スタ)
FC東京は21年にJ1昇格してから8戦未勝利という天敵・福岡から16年9月のルヴァン杯準々決勝以来、7年ぶりの勝利を挙げた。
重戦車FWが勝負強さを見せた。前半16分、長友が相手最終ラインの背後へとボールを蹴り込む。それをアダイウトンが猛追する。すると、相手GKがボールを後逸。諦めずに追いかけたアダイウトンが、無人のゴールへ押し込んだ。
試合前日、アダイウトンは「先発であろうと、途中出場であろうと、やることに変わりはない。チームのために自分ができる最大限のプレーをしたい」と口にしていた。その言葉通りの全力プレーが実った。
3日前、福岡とは同じ味スタでリーグ戦を戦い、1―2で競り負けていた。その借りを返さなければいけない青赤は、福岡のお株を奪う堅守を披露。守備時は5―3―2で手堅く守り抜いた。
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