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【京成杯オータムハンデ】過去10年で連対率最高!馬券攻略の鍵は「斤量」 | 競馬ニュース - 競馬ラボ

52kgと斤量に恵まれたトーセンローリエ

52kgと斤量に恵まれたトーセンローリエ

9月10日(日)に行われる京成杯オータムハンデ(G3、中山芝1600m)は人気薄がたびたび台頭してくるレース。その要因のひとつに「斤量」が挙げられる。開幕週でスピードの出る芝を走る馬たちにとって、負担は少しでも軽いに越したことはないのだろう。

実際に調査してみたところ、やはり斤量ごとに成績の偏りがあることがわかった。よって今回は同重賞における過去10年の傾向を斤量から振り返っていく(なお2014年の新潟開催を除く)。

▼京成杯AH斤量別成績
49.5~51キロ[0-0-0-3]連対率0%、複勝率0%
51.5~53キロ[3-3-1-18]連対率24.0%、複勝率28.0%
53.5~55キロ[3-1-4-40]連対率8.3%、複勝率16.7%
55.5~57キロ[3-4-3-41]連対率13.7%、複勝率19.6%
57.5~59キロ[0-1-1-7]連対率11.1%、複勝率22.2%

目を引くのは「51.5~53キロ」の斤量帯。連対率、複勝率ともに最高だ。過去には 2019年にトロワゼトワル(52キロ)とディメンシオン(53キロ)がワンツーを決めた例も。また同条件で連対した6頭中5頭が牝馬だった。

今年の該当馬はトーセンローリエ(52キロ)だけ。中山ではコンクシェルなどの強豪を退けて勝った実績もある。またこの斤量で連対の多い牝馬という点にも合致し、注目の1頭だ。

なお人気のソウルラッシュ(59キロ)とインダストリア(58キロ)だが、「57.5~59キロ」の斤量帯はここ10年でなんと勝ち馬なしという結果。波乱の予感が漂う秋の始まり、しっかりと読み切っていきたいところだ。

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