ドイツ戦に出場した守田 [写真]=Getty Images
日本代表MF守田英正(スポルティング/ポルトガル)が、9日に行われた国際親善試合のドイツ代表戦を振り返った。
日本代表は終始試合をコントロールして4-1の快勝を収めたが、「正直試合の入りは良くなかった」と守田は振り返る。序盤にGK大迫敬介のミスをカバーした“黒子”は、「どれだけ上手い選手でも1、2回のミスだったり、そういうのは生まれてしまう。そこでやめないことだったり、他の選手がカバーすることが、チーム力として大事だと思います。そこは保険というか、そういう気持ちでプレーしました」と淡々。序盤のつまづきで崩れなかったチームの進化を実感している。
「最初、ゴールキックやビルドアップのところでうまくいかないところがあったんですけど、それでもボールを繋ぐことをトライできたというのは、一つ今までなかった部分かなと思います。そういうサッカーだったり、雰囲気の中でちゃんと勝ち切ってハーフタイムを終えられるというのはワールドカップと違って、一つまた成長した部分かなと思います。途中交代の選手も活躍して、点差を広げて勝ち切れたことはすごくいい試合だったんじゃないかなと思います」
FIFAワールドカップカタール2022に続いてドイツを破った。「もちろん勝負できるというか、勝ちたいというよりかは、勝てるっていうぐらいの気持ちで臨んでいたと思いますし、それぐらいの選手たちが揃っている。先入観なく、シンプルに対ドイツというところで、あまり深く考えないで試合ができたんじゃないかなと思います」と、チームとしての戦いにより一層自信を深めている。
一方、守田は自身のパフォーマンスについては成果と反省点の両方を口にしている。
「ちょっと前に奥行きを作ることを目的にやりました。(鎌田)大地がアンバランスなポジションとったりとか、あとは僕が上がったときに(伊藤)洋輝が内側を取ったりとか、そういう誘導的な動きが一応できたのでそこは良かったなと思いつつ。僕個人としてはちょっと前に入りすぎたが故に、背負った状態でボールを受けたり、ロストの部分も含めて増えてしまったので、個人的にどうなのかなというところはあります」
「(ヨズア・キミッヒに)ちょっと持たれてしまうなっていう感じありました。でもズルズル近づかずに最低限のラインは一応決められてはいたんで。あとは洋輝が2対1の状況をうまく対処してくれたのと、(フロリアン・)ヴィルツがちょっとフリーランで斜めに入ったときに、冨安(健洋)とうまく声をかけて受け渡しできたので良かったんですけど。失点シーンのときだけ僕がちょっと誰もマークを捕まえきれなかったので、そこはもう個人的な判断でいけばよかった」
強豪相手に得た収穫と課題をどのように生かすのか。日本代表の次戦は12日に行われ、トルコ代表と対戦する。
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