バルサの10番がブライトンへ! [写真]=Anadolu Agency via Getty Images
ブライトンは1日、バルセロナからスペイン代表FWアンス・ファティが期限付き移籍にて加入することを発表した。
バルセロナの“ラ・マシア”(育成組織)で育った技巧派ウインガーが、日本代表MF三笘薫のチームメイトになることが決まった。ブライトンの発表によると、レンタル移籍期間は1年間。イギリスメディア『BBC』によると、契約に買い取りオプションや買い取り義務は付随していないという。なお、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ブライトンはファティの給与の80%を負担する契約になっているようだ。
今夏の移籍市場で、ファティにはトッテナム、チェルシー、ドルトムントなど数多くのクラブからの関心が報じられていた。当初、ファティは残留を希望していたものの、最終的にはプレミアリーグへの挑戦を希望。ブライトンが争奪戦に参戦すると、UEFA(欧州サッカー連盟)が発表した2022-23シーズンの最優秀監督賞で4位に選ばれたロベルト・デ・ゼルビ監督の存在が決め手となり、急転直下での移籍が決まった。
ファティは2002年10月31日生まれの現在20歳。バルセロナのカンテラ出身で、2019-20シーズンのラ・リーガ第2節ベティス戦に途中出場を果たし、16歳298日でトップチームデビューを飾った。同シーズンは“切り札”として重宝され、公式戦33試合の出場で8ゴール1アシストを記録。翌シーズンは更なる飛躍が期待されたが、左ひざの手術により長期離脱を強いられた。2021-22シーズンからはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(現:インテル・マイアミ)の退団に伴い“10番”を託されたが、同シーズンも負傷の影響で本来のパフォーマンスは発揮できず。昨シーズンは大きなケガもなく1年間を戦い、公式戦51試合のピッチに立って10ゴール4アシストを記録した。
また、2020年9月にはスペイン代表デビューを飾った。その後は負傷の影響で代表から遠ざかっていたものの、2022年6月には約1年半ぶりに復帰。FIFAワールドカップカタール2022でもメンバー入りを果たした。これまで国際Aマッチ通算9試合の出場で2ゴールを挙げている。
今回の移籍に際し、ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督はクラブ公式HPを通してコメントを発表。「アンスは我々が新たな目標を達成するのを助けてくれると確信しており、彼が本来あるべきレベルに戻るのを助けることができるだろう」と期待を寄せた。
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