例年、国内トップ選手が集うため、復帰戦の有力候補とみられていたが、強化プランの関係で出場を回避する。関係者は、復帰レースについて「まだ決まっていないので、何とも言えない」と説明した。今後の大会日程を考慮すると、来年2月4〜7日に東京五輪会場の東京アクアティクスセンターで開催予定のジャパン・オープンで復帰する可能性が高い。
不貞行為により、瀬戸はANAとの所属契約を解除され、現時点で新たな所属先は決まっていない。処分前に活動拠点としていた味の素ナショナルトレーニングセンターを使用できないため、5月からコンビを組む埼玉栄高時代の同級生である浦コーチとともに複数施設を併用して練習に励んでいる。
今月上旬の日本選手権では19年に不振で休養したライバルの萩野公介(26=ブリヂストン)が200メートルと400メートルの個人メドレーで2冠を達成して復調をアピール。瀬戸は個人メドレー2種目で東京五輪出場が内定しており、ジャパン・オープンで復帰すれば、いきなり注目対決が実現することが濃厚だ。
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