美女馬券師のGI最終決断空条のん~朝日杯FS編 ◎ホウオウアマゾン◯レッドベルオーブ▲ステラヴェローチェ△ショックアクション△モントライゼ△ドゥラモンド 【写真】朝日杯FS、過去データから導いた「穴馬」 ミス東スポ2020の空条のんです。 牡牝で無敗の三冠馬が誕生し、アーモンドアイが芝GI通算9勝の金字塔を樹立。そして、先週のGI阪神ジュベナイルフィリーズでは、ソダシが"白毛馬"として史上初のGI制覇! コロナ渦で気持ちが沈みがちですが、相次ぐ競馬界のビッグニュースに、とても勇気づけられますね! 今週は、GI朝日杯フューチュリティS(12月20日/阪神・芝1600m)! 競走名の「フューチュリティ(Futurity)」は、英語で「未来」を意味する言葉です。明るい"未来"が来ることを信じて、可能性あふれる2歳馬たちに夢を託しましょう! 朝日杯FSの開催地が阪神競馬場に移ってから、毎年のように穴馬が台頭し、荒れるレースのひとつと言われています。今年も多彩なメンバーが顔をそろえ、穴党の鼻息が荒くなりそうですね(笑)。 今回は予想にかなり時間を要しましたが、主に"経験値"に注目しました! 本命はホウオウアマゾン。出走メンバーの中で、舞台となる阪神・芝1600mの最多経験者。まだレース経験の浅い2歳馬にとって、その"経験値"というのは、とても大きな武器になるはず。しかも、3戦1勝、2着2回と好成績を残しているのが強みです。 さらに、過去4戦すべてが1600m戦で、競馬場は異なりますが、持ち時計を毎回更新していることから、その成長が顕著に見て取れます。 素直で前向きな気性と、しっかりとした体つきは、キングカメハメハの血を濃く受け継いでいる証拠です。キングカメハメハ産駒は、2015年のこのレースでワンツーフィニッシュを決めており、血統的な舞台相性もバッチリ! 一発への期待が膨らみます。
対抗はレッドベルオーブ。ここ2戦連続でレコード勝ちを果たしていることから、実力は疑いようがありません。 新馬戦では、前を走っていた馬が左右にふらついて進路を挟まれるも、最後は外から脚を伸ばしてアタマ差の2着。初めてのレースにもかかわらず、騎手との折り合いがしっかりと取れていたことから、精神面の強さを伺うことができました。 前走のGIIデイリー杯2歳Sでは直線で内を突いて、ラチ沿いで外の馬と競る展開になりましたが、堂々のレコード勝利。今回も同年代の強豪相手に、どのような展開になったとしても怯むことなく、落ち着いてレースに挑んでくれると信じています。 ▲はステラヴェローチェ。朝日杯FSの過去の結果を振り返ってみると、前走"東京・マイル好走組"が好成績を残しています。それは、東京競馬場と阪神競馬場は「直線が長い」という共通点があるため、と思われます。 そして、今回の出走メンバーで、唯一それに該当するのがこの馬。加えて、前走・GIIIサウジアラビアロイヤルCで結果を残した馬が、過去3年連続で馬券に絡んでいます。そうした過去の傾向を踏まえて、同じ舞台で勝ってきたステラヴェローチェの"経験値"が物を言う可能性は大いにあります。 新馬戦では先行して勝利。一転、前走は後方からの差し切り勝ち。脚質の自在性も推せるポイントです。 △は3頭に打ちました。まずはショックアクション。馬名の意味は「急襲」。その名のとおり、前走のGIII新潟2歳Sでは直線でスイッチが入ったかのように、強烈な末脚を見せつけて圧勝しました。 阪神・芝1400mの新馬戦で3着に敗れていますが、差しが決まる展開にあって、先行で粘って3着。その体力と根気強さを評価したいです。 おっとりとした気性ということで、どっしりと構え、レースにおいて余計な動きがないのも大きな魅力です。レース間隔が空いてしまった点と、脚部の不調が心配されましたが、追い切りで持ち前の瞬発力を披露。状態面での不安はなさそうです。
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