フィギュアスケートの全日本選手権は25日、長野市のビッグハットで開幕し、男子ショートプログラム(SP)があった。5年ぶりの頂点を狙う羽生結弦(ANA)は、一つのスピンが無得点になったが、ジャンプは全て成功。103・53点で首位に立った。
冒頭は4回転サルコーを跳び、続く4回転―3回転の連続ジャンプもきれいに着氷した。羽生は新型コロナウイルス感染リスクなどを考慮して、今季のグランプリ(GP)シリーズを欠場。今年2月の四大陸選手権以来となる公式戦だった。
上下黒の衣装に身を包み、新プログラム「Let Me Entertain You」を最高の形で披露して会場を湧かせた。演技後は観客の声援に笑顔で応えていた。
演技後の報道陣との主なやり取りは次の通り。
――SPを滑り終えて。
「楽しむことができたと思っていますが、点数的にはいい演技だったとはいえないような内容でした。しっかりと修正しながら、明日に向けて頑張りたい」
――滑りで感じた課題は。
「テクニカル(技術点)を伸ばせてないなと。自分のジャンプって出来栄えをとってなんぼだと思うので、それをしっかりつけられなかったのは課題です」
――4回転2本を振り返って。
「下りる(着氷する)ことができたので、50%はいけるかなと。細かい点数は見ていないので何とも言えないが、出来栄えとしてはよかったものではない。もうちょっと(ウォーミング)アップの仕方だったり、6分間練習の配分だったりを工夫していければいいかなと思っています」
――会場入りの瞬間は。
「そういえば、(大声を出してはいけないきまりがあるため、観客の)声が聞こえないんだなということを感じていて、逆に皆さんが過去に新プログラムや新しい衣装を見た時にかけて下さった声援などを心の中で再生しながら、新しい応援の受け止め方をしていました」
――久しぶりにロックナンバーで演技してみて。
「歓声が聞こえないのは残念で…
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