ヤクルトの球団マスコット、つば九郎が7日、契約更改交渉を行い、昨季年俸2万8000円から倍増近い年俸5万円と「ヤクルト1000」飲み放題、活躍に応じてクーポン券支給の条件でサインした。

中日の球団マスコット、ドアラが代理人として同席し、会見にもサプライズ登場。好条件を引き出したようだ。つば九郎は「こんなにちーむのみんな ふぁんのみんなにきたいされて おかねぢゃない!! きもちです!!」と、残留を決断した理由を明かした。

昨年12月に12年以来2度目のFA宣言をし、100件以上の企業や団体からオファーを受けた。年末のイベントでは「だいりにんに すべてまかせてます しーすーしながら かんがえます」と態度を保留。しかし、年をまたいで国内の話題をさらい? ファンから残留を熱望する声を受けたことや、代理人のドアラから「一緒にセ・リーグを、プロ野球を盛り上げましょう!」という説得を受けたことも大きかった模様だ。

チームは日本一に輝き、つば九郎も暖冬更改。ただ、高津臣吾監督からは宣言残留を認めないといわれていたため「せったいづけにします」と昇給分で説得するつもり。越年までした長いFA交渉を終え「ながいちゃばんげきに おつきあい ありがとう。」と振り返った。(金額は推定)