政府は、1月下旬から日本で開催予定のサッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選2試合で、日本代表と対戦する中国とサウジアラビアの選手団らの入国を特例的に認める方針を固めた。新型コロナウイルスの水際対策で外国人の新規入国は原則停止されているが、「高い公益性」があると判断した。
複数の政府関係者が明らかにした。昨年11月末に外国人の新規入国を原則停止して以降、主要スポーツ大会で海外チームの来日を受け入れるのは初となる。日本代表は1月27日に中国代表と、2月1日にサウジアラビア代表と埼玉スタジアムで対戦する。中国とサウジの選手や監督、スタッフと、審判員など計約100人の来日を見込む。
政府は当面、厳格な水際対策を維持する方針だ。ただ、最終予選を予定通り開催できなければ、世界的な大イベントであるW杯の運営に影響を与えかねず、例外的に入国を認める「特段の事情」に該当するとした。
日本サッカー協会は昨年3月以降、選手らと外部との接触を絶つ「バブル方式」を導入し、国内での国際試合を実現してきた。政府は今回も感染拡大防止策を徹底させる意向だ。バブルの厳格化や検査の徹底、選手らの健康観察を試合後も一定期間続けることなどを同協会と検討している。
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