バレーボールネーションズリーグ(VNL)第6戦、男子日本代表は24日、フィリピン・ケソン市でイタリアと対戦。
日本のスターティングメンバーは、西田有志、小野寺太志、山内晶大、関田誠大、髙橋藍、石川祐希、リベロ・山本智大。
第1セット、日本の攻撃がなかなか通らず、イタリアのリードでテクニカルタイムアウトを迎える。その後、西田の3連続サービスエースで逆転し、18-15とするが、髙橋藍の攻撃がブロックされ、同点に追いつかれ、日本がタイムアウト。その後、髙橋藍がラリーを制して19-18。終盤は小野寺のクイック、サービスエースなどで5連続得点し、セットポイント。最後は西田のスパイクで25-20で日本が先取した。
第2セット、関田のツーアタックで日本が最初に得点するも、その後イタリアに5連続得点され、イタリアのペースでゲームが進む。セット後半は日本も西田の攻撃やサービスエースで17-18まで追い上げるが、イタリアも連続得点で引き離す。最後は髙橋藍のバックアタックがライン踏み越しで21-25でイタリアにセットを取り返された。
第3セット、石川のスパイクや関田のサービスエース、山内のクイックなど日本のリードで進行し、石川のフェイクセットから小野寺が決める場面も。しかし、中盤に入り、イタリアはミキエレットの攻撃などで連続得点して追い上げる。14-15と逆転され、西田のサービスエース、小野寺のクイックなどで日本も粘り、終盤は石川の連続サービスエースなどで24-21で一度はセットポイントを握る。ところが、ここからイタリアに連続でブロックを決められ、デュースに持ち込まれる。最後は日本のコンビミスもあり、24-26と逆転で惜しくもセットを落とした。
第4セット、後がなくなった日本は、髙橋藍のパイプ、石川のサービスエースなどで先行。12-7でテクニカルタイムアウトを迎える。セット後半も石川のサービスエースが出て、西田の攻撃で17-13。終盤は山内のクイックで連続ポイントも出て、石川のサービスエースで23-18、西田がラリーを制して24-19でセットポイント。最後は相手のサーブミスで25-19とし、フルセットに持ち込んだ。
最終セット、序盤は競り合いとなるが、4-4の場面で髙橋藍が転倒して背中を打ち、高梨と交代するアクシデント。中盤も石川、西田らの攻撃で粘るもシーソーゲームとなる。9-10の場面で髙橋藍がサーブからコートに戻り、その髙橋がパイプを決めて12-12。西田の攻撃でマッチポイントを掴むと、最後は髙橋藍がブロックも決めて、15-13で競り勝ち、大接戦を逆転勝ちでものにした。
6本のサービスエースを決めた石川主将は試合後、「ブロックディフェンスとサーブが勝因。会場のファンの方々のたくさんの応援に後押しされている。このファンの皆様の前で勝ててよかった」と、会場に駆けつけたフィリピンのファンへの感謝を語った。
日本の通算成績は5勝1敗。次戦は25日現地時間15時(日本時間16時)からフランスと対戦する。
写真:FIVB
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