リンクサイド：かなだい「今できる精いっぱいを」フィギュアNHK杯前日練習 - 毎日新聞

前日練習に臨む村元哉中、高橋大輔組＝真駒内セキスイハイムアイスアリーナで2022年11月17日、貝塚太一撮影

　フィギュアスケートのグランプリ（GP）シリーズ第5戦、NHK杯の前日練習が17日、会場の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで行われ、アイスダンスで昨季4大陸選手権2位の「かなだい」こと村元哉中選手、高橋大輔選手組（関大KFSC）が調整した。練習後の談話は次の通り。

「早く演技がしたい」

　村元哉中　3季目で、かなだいの始まりのNHK杯でもあるので。特別な思いがある中で、すごく2季を終えて成長してきたことを実感している。早く演技がしたい。

　大きな目標が全日本選手権優勝なので、自分たちが納得いく演技をしたい。（6位だった）スケートアメリカではコレオスピンで両膝をついてしまったので、それがディダクション（減点）になってしまった。気持ちが入りすぎて、ちょっと気付かなかったところもあるが、それを含めていろいろと改善してきた。

　（カザフスタンであったデニス・テン・メモリアルの優勝は）私自身、国際大会での優勝が初めてだったのですごく新鮮で、表彰台の真ん中で「君が代」を聴けたことが特別な感じがした。

　高橋大輔　（2年前のNHK杯で）デビューした時は、3季目もやっていると思っていなかった。自分の中でも成長を感じられている。

　スケートアメリカ、デニス・テン・メモリアルと続いて、ちょっとずつでも上がっていけるような演技をしたいと思っている。一つ一つの演技をしっかりとしたい。自分たちの今できる精いっぱいの演技をポイントとして滑りたい。

　（デニス・テン・メモリアルの優勝は）まず連戦を終えることができて、修正するには時間がなかった中でスケートアメリカからレベルの取りこぼしを改善できた過程が、よくできたなと感じた。（練習拠点の米国に）帰ってきて、初めてのアイスダンスの表彰台（優勝）なんだと、後になったほうが表彰台に乗ったことを実感した。

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