巨人が、前ソフトバンクの松田宣浩内野手(39)と入団で基本合意したことが10日、明らかになった。近く正式契約を結ぶ。
ソフトバンクでは不動の三塁手として通算1831安打、301本塁打、991打点を記録し、7度の日本一に導いた。17年目の今季は43試合で打率・204、0本塁打で来季構想外となり、新天地を求めて退団を決意。9月28日の退団会見では「まだ体が元気。大好きな野球を自分からやめるという決断には至らなかった」と現役続行への思いを明かしていた。
無類の勝負強さと本塁打を放った際に「熱男!」と叫ぶパフォーマンスなど、球界屈指のムードメーカーとして、巨人で期待されている。2日に広島から無償トレードで獲得した長野に続いて、経験豊富なベテランの補強に成功した。
原監督はこの日、宮崎での秋季キャンプ中に球団公式インスタグラムのライブ配信で「かなりの野球経験を持っていて、ジャイアンツにはとても必要な戦力として、新たな選手を近いうちに発表しようと計画しています」と語っていたが、松田の獲得がそのビッグニュースとなった。
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