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富山GK西部洋平、2022シーズンをもって現役引退「最高の選手生活でした」 - SOCCER KING

カターレ富山は7日、GK西部洋平の今季限りでの現役引退を発表

 カターレ富山は7日、GK西部洋平が2022シーズンをもって現役を引退することを発表した。

 1980年12月1日生まれの西部は現在41歳。1999年に浦和レッズでプロキャリアをスタートさせると、鹿島アントラーズを挟み、2004年に清水エスパルスへと期限付き移籍した。初年度から明治安田生命J1リーグ27試合に出場した同選手は、2006年に完全移籍で加入。その後一度は、湘南ベルマーレと川崎フロンターレでプレーしたものの、2016年に同クラブに復帰した。2021シーズンからはカターレ富山へと活躍の場を移して、今シーズンはJ3リーグ5試合に出場している。

 ここまで公式戦通算499試合に出場している西部は、今シーズン限りでの現役引退を決断した。同選手はクラブ公式サイトを通じて、プロキャリアを振り返るとともに、感謝の思いを伝えた。

「2022シーズンをもって24年間の現役生活を引退する事に決めました。まずは24年間プロとして戦える丈夫な体に産んでくれた両親には感謝しかありません。そして家族、12年間どんな時も味方でいてくれてありがとう。浦和レッズ、鹿島アントラーズ、清水エスパルス、湘南ベルマーレ、川崎フロンターレ、カターレ富山、僕が所属させて頂いた6チームの、スポンサー様、クラブスタッフの皆さん、チームメイトの皆さん、本当にありがとうございました。最高の出会いと、経験、サポート、本当に感謝しています」

「そしてファン、サポーターの皆様、どんな時も叱咤激励をして頂きありがとうございました。24年間、喜怒哀楽をともに共有できた事は僕の宝物であり最高の財産です。僕は決してエリート街道を歩んできたプレーヤーではありません。こんな僕がプロスポーツ選手として24年間続けてこれたのも、サッカーを通じてたくさんの方々と出会い、たくさんの助言を頂き成長させて頂きました。そしてサッカーというスポーツに育てられ、今の自分があると思っています。サッカーにはたくさんの魅力があります。まだまだ未熟者ではありますが、今まで経験させて頂いたことを少しでも伝え、微力ではありますが今後の日本サッカー界の発展に貢献できればと思っています。24年間こんな僕と出会い、ともに戦い続けてくれたすべての方々に感謝しています。最高の選手生活でした。本当にありがとうございました」

 また、西部はプロキャリア24年間における半数の時間を清水エスパルスで過ごした。在籍12シーズンでクラブ公式戦通算283試合でゴールマウスを守った同選手は、清水エスパルス公式サイトでも思いを明かしている。

「2022シーズンを最後に現役を引退する事を決めました。24年間のプロ生活において半分となる12年間を、清水エスパルスで過ごさせていただいた事は僕の誇りであり最高の財産です。時にはファン・サポーターの皆さんとぶつかってしまい、嫌な思いをさせてしまった事もあったかもしれませんが、そんな僕を叱咤激励し、どんな時も最高の応援を送ってくれた事は決して忘れません。清水エスパルスが未熟者だった僕を成長させてくれ、経験させていただいたすべての事が財産となり、ここまで現役を続けることができました。清水エスパルスに入団させてもらう事がなかったら今の僕はいません。心から感謝しています。また皆さんと会えることを楽しみにしています! ありがとうございました!」

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