フリーエージェント(FA)移籍1年目を終えたオリックスの森友哉捕手(28)は2日、大阪市此花区の球団施設で契約更改交渉に臨み、1億9000万円アップの年俸4億円(金額は推定)で来季の契約を結んだ。
「来年はケガなく、という話を…」と森。西武からFA移籍した今年、110試合に出場して打率2割9分4厘(リーグ4位)、18本塁打、64打点。「最低限の活躍はできたかなと思いますけど、まだまだ実力不足の部分がたくさん出たシーズンでした」と振り返る。
5月中旬にファウルチップが当たり「右足部骨折挫傷」、7月には「左ハムストリングスの筋挫傷」で球宴辞退。故障で離脱した期間が6週間近くあったことを反省する。
それでも勝負強さを発揮して、吉田正尚外野手がレッドソックスへ移籍した穴を埋め、リーグ3連覇に貢献した。中嶋聡監督からは「常々、背負いすぎんな、気楽にいけよ、と言ってもらいました」と言う。日本シリーズ連覇は逃したが、その励ましに答えた1年だった。
来季はFAで広島から西川龍馬外野手が加わる。今年、チームメートにやりやすい環境を整えてもらったことに感謝する森は「歓迎するというか、やりやすい雰囲気をみんなでつくっていけたらいいなと思います。早くなじんで早く自分の味を出すことが大事かなと思います」と経験をもとに話す。すでにタッグを組むことになる西川とは話をしたという。
新たなシーズンを迎えるにあたって、常に「キャリアハイを目指しています」という森。自己最多は打率3割3分9厘、23本塁打、105打点。そのいずれも今年は超えられず、来季もこの数字超えを狙う。
来年1月の自主トレは宮古島へ。チームメートの野口の参加には「かわいいからです」とジョークも。身体能力の高さや将来性は認められるもののムラのある打撃の解消へ、惜しみないアドバイスを送る構えだ。
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