フリーエージェント(FA)としてドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円)でプロスポーツ史上最高額の契約を結んだ大谷翔平の代理人、ネズ・バレロ氏が米メディアUSAトゥデーとの90分間に及ぶインタビューに応じ、ドジャースに決まるまで6週間に及んだ交渉について明かした。
報酬の大半を後払いで受け取る条件を大谷自らが提案したことについてバレロ氏は「大谷は自分を獲得したせいで球団の補強資金に縛りがかかるのをよしとしなかった」と説明。「後払いではインフレで金銭価値が下がる恐れもあるが、彼は一切気にしなかった」と述べた。
また、FA交渉が秘密裏に行われていたことにより、大谷がドジャース入り決断を発表した前日に「大谷がブルージェイズと契約するためにトロントへ飛んだ」との誤報が出るなど情報が錯綜したことについては「この仕事をしていて、あれほどいい加減な報道は見たことがない。カナダとブルージェイズ球団に対して大変心苦しい気持ちだ」と打ち明けた。
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