大谷翔平がドジャースと結んだ10年総額7億ドル(約1015億円)の契約の詳細について、複数の米メディアは11日、契約期間の2024~33年は年俸200万ドル(約2億9000万円)で、全体の97%にあたる6億8000万ドル(約986億円)は34~43年に支払われると伝えた。
契約額の一部を後払いにすることは他の選手も行っているが、大半を後払いにするのは異例。大谷側から提案したといい、年俸総額が規定を超えた球団に課せられる課徴金(ぜいたく税)への影響を抑え、球団がチームの補強に資金を回せるようにする狙いがある。
ぜいたく税の対象となるのは各選手の年平均の年俸の総額で、大谷の場合は年平均は7000万ドルとなるが、巨額の繰り延べを行うため、4600万ドルで計算することになるという。
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