2020年10月17日(土)

川崎Fは、前節の広島戦を勝利。今季2度目の10連勝に到達した。当然勝点でも他を圧倒しており、2年ぶりのタイトル奪還に向け独走状態にある。この状況に対し、他チームが手をこまねいているわけではない。あの手この手で川崎Fの連勝を止めるべく戦術を練っている。
わざと自陣に引き込み間延びさせてロングボールを蹴り込んだり。自陣深くに引きこもりゴール前に蓋をしたり。もちろん真っ向勝負に出てくるチームもある。サッカーのプロ集団がチームのプライドをかけて川崎Fを倒しに来ている。そうした難しさと向き合っている川崎Fは、それでも勝ち続けてきた。そんな現状について守田英正が語ってくれた。
1回目の10連勝のときは勢いがあったと述べる守田は、2回目の対戦の難しさを口にする。
「2回目ともなれば、どのチームもやっぱりフロンターレをリスペクトしたうえで分析したり、戦術を変えたりしてきてると思うんで。まあ難しくなるってのは分かってましたし、今現に、それほど大量得点できてないっていう事実もあります」
また直近の2試合。仙台戦と広島戦について次のように言及する。
「ここ2試合ぐらいで言えば、仙台と広島。難しい試合で押し込まれるような時間帯とかピンチも相当正直あります」
もちろん理想としては、結果と内容を両立させるのが一番としつつ「内容が悪くても勝ち切るよっていう力強さとか我慢強さが今年すごく見られる」のだと話していた。
研究され、対策を取られる中、11連勝をかけて戦うのは名古屋。1回目の連勝記録を10で止められた相手だ。その名古屋戦を前に守田は「同じ敵に二度負けるっていうのは、ぼく個人的には、チーム的にもそうですけど、ありえないことだと思ってます」と述べる。なぜか。
「仮に今年優勝したとして、名古屋にダブルで敗戦したとなると、本当にそれでいいのかなって思う、そんな年にはしたくない」から。
前回はアウェイでの対戦だったが、今回はホームで戦える。そのアドバンテージと、チームの成長という武器を持って、J1新記録の11連勝を狙うことになる。
文:江藤高志(川崎F担当)
明治安田生命J1リーグ 第23節
10月18日(日)19:00KO 等々力
川崎フロンターレ vs 名古屋グランパス
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スポーツ
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