DeNAから今オフにFAで加入した巨人井納翔一投手(34)が18日、移籍後初めての取材に応じた。川崎市のジャイアンツ球場で自主トレ後、リモート会見を行った。
この日は、軽めのノックとランニングに加えて、今年初のブルペン入り。フォームを入念に確認しながら15、16球を投じた。「(ブルペン入り)初日としては自分が思ったよりは良かった」と仕上がりの順調ぶりをアピールした。
プロ8年間で通算50勝をマーク。昨季は17試合に先発し、6勝7敗、防御率3・94の成績を残した。原監督は入団会見時に「ローテの一角として、中6日、時には中4日で投げてもらいたい。150、200イニング近く投げてもらうことを考えています」とフル回転を期待している。
34歳にして新天地での挑戦を選んだ右腕の目標は指揮官の期待通り、フル回転だ。16、17年は2年連続で規定投球回数に到達したが、以降は中継ぎ起用のチーム方針もあり、クリアできていない。
井納は「ここ何年か、1年間ローテも投げてないし、規定投球回数もいってない。技術もそうだし体のケアや調整方法などが、1年間投げる上でとても大事かなと思う。規定投球回というのがまずは一番」と意気込んだ。
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