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阪神のドラフト1位・佐藤輝(近大)が7日の紅白戦で初対戦し、4球オール直球で空振り三振に倒れた藤浪との対戦を振り返った。初球148キロ速球に豪快な空振りを見せると1球ボールの後は150キロ速球を見逃し。最後はこの日の藤浪の最速となる155キロにバットが空を切った。
「あんまり、ああいう球は見たことがない。速いのもそうですけど、ヒュッと曲がっていたんで。それは初めてでした」
アマチュア時代には経験したことがない球に驚きながらも、持ち味である豪快なスイングだけは失うことはなかった。
「合わせにいくのは嫌なんでしっかり振った。次は打ちたい。打てるようにしないといけない」
打者として打てなかった悔しさの分だけ成長がある。猛虎の中軸を担う男にとっては、全てが血となり肉となる。
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