人形メーカー「久月」が7日、今年明るい話題で時の人となった人物をモデルにした「2021年話題の人 変わり羽子板」を東京・台東区の本社で発表した。
36回目の今年は、岸田文雄首相、日本ハムの新庄剛志監督ら全10点が披露され、計13人がモデルとなった。毎年、「国際・社会」「政治・経済」「芸能」「スポーツ」の分野からそれぞれ選出される。
今年W結婚を発表した嵐の櫻井翔と相葉雅紀はふたりでひとつの羽子板に描かれた。同社の横山久俊社長は「美形はなかなか似せるのが難しい。おじさんは結構似るのですが…」と苦労を明かした。
エンゼルスの大谷翔平投手は2018年に続き、2度目の選出。「今年は『大谷さんは筋肉だ!』と思い、筋肉のモリモリ感を強調するために顔を小さくしました」と工夫を施した。これまで羽子板になった最多は長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督の6回。「大谷選手もこれから増えていくと思う。ただスパンが短いと違いを出すのがなかなか難しいです(笑い)」
羽子板は元々お守りとして贈られる縁起物。横山氏は「変わり羽子板を入り口にして伝統文化に興味を持っていただけるのが一番」と話し、「羽子板は魔よけの意味合いがあり、嫌なものを打ち返す。コロナで大変な時代。嫌な物を少しでも減らしていって活躍した人の運気、力を借りて『今年大変だったけどいい年だった』と振り返っていただき、『来年はさらにがんばろう』と思っていただければ」と思いを込めた。
変わり羽子板は8日の午後3時まで久月本社で展示される。
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