メルセデスF1チームは、パリで開催されるFIA授賞式を前に、最終戦アブダビGPの結果に対する抗議を取り下げた。これにより、F1アブダビGPの結果と、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)のチャンピオン獲得が確実なものとなった。
12月16日(木)にメルセデスが発表した短い声明の中で、FIAがアブダビGPの出来事について調査するというFIAの動きを歓迎し、上訴する必要はないという結論に達したと説明した。
メルセデスは、アブダビGP終盤にセーフティカーが出動した際、周回遅れのマシンの処理を巡って不満を抱いている。首位を走るルイス・ハミルトン(メルセデス)と2番手フェルスタッペンの間にいた周回遅れのみをセーフティカーの前に出すという例外的な対処がなければ、ハミルトンがチャンピオンになっていたはずだと主張したのだ。
メルセデスはレース直後に抗議を提出したが、FIAのスチュワードは「ルール違反はなかった」と判断し、この訴えを棄却した。
メルセデスはこれに対し、上訴する意向を表明した後、16日の夕方までに正式な手続きを続行するかどうかを決定する予定となっていた。
しかしFIAが15日の夜に、セーフティカー運用についての調査を開始すると発表したため、メルセデスは結果を変えるためにFIAと法廷闘争を繰り広げるよりも、ルールの改善に集中した方が良いと考えたようだ。
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