日本女子プロ野球リーグを運営する日本女子プロ野球機構(京都市中京区)は30日までに、今後の活動を無期限で休止すると発表した。同リーグは無観客で実施した昨年を最後に、今年は全面休止。すでに全選手が退団して再開のめどは立っておらず、事実上の撤退とみられる。
同リーグのホームページ上で「2021年12月をもって女子プロ野球リーグを無期限休止することとなりました」と表明。背景として今夏に甲子園球場で女子高校野球の試合が実現したことなどを挙げ、「日本全国に女子野球人口が増えました。これで私たちの役目は終わったと思います」としている。
同リーグは19年シーズン後に36人の選手が大量退団。昨年は新型コロナウイルスの影響を受けて無観客で実施した。活動休止した今年は、残る選手による学校訪問などの活動を継続していたが、夏頃までに全選手が退団した。同機構によると、活動再開に向けて協議を続けてきたが、無期限休止との判断に至ったという。
同リーグは健康食品会社「わかさ生活」(京都市下京区)が09年に立ち上げ、翌10年から公式戦が始まった。わかさスタジアム京都など京都を拠点に活動し、一時は愛知や埼玉にチームを拡大させたが、赤字の累積で運営難に陥っていた。
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