メルセデスのルイス・ハミルトンは、レッドブルにセルジオ・ペレスが加入したことを歓迎し、ライバルであるレッドブルの2台と戦うというチャレンジを楽しみにしていると語った。
レッドブルは12月18日、2021年のドライバーとしてペレスを起用、アレクサンダー・アルボンをテスト兼リザーブドライバーとすることを発表した。
レッドブルのエースであるマックス・フェルスタッペンは以前、2021年に向けて2台のマシンが共にメルセデスに挑めるようになれば、レッドブルははるかにその立場を強くすることができると期待していた。
実際、2020年シーズンの最終戦アブダビGPではアルボンがメルセデスの2台に迫ったこともあって戦略の選択肢が狭まり、フェルスタッペンが独走優勝を飾った。
ハミルトンはペレスの加入によって、レッドブルが2台でメルセデス勢に襲いかかるシーンも増えるのではないかと予想している。
「アレックスには失礼だけど、これまでのレースでは僕とバルテリ(ボッタス)がマックスと戦ってきたんだ」
そう語ったハミルトン。彼はどの年かは伏せながらも、マクラーレン時代(おそらくヘイキ・コバライネンと組んだ2008年)を例に挙げ、自身の経験を踏まえてフェルスタッペンの状況について話した。
「いまマックスがいるようなポジションに居た時があるんだ。特にマクラーレンにいた時は、僕がリードしていても、2台目のクルマがバトルに参加していなかったことがある」
「フェラーリと戦っている時、彼らは戦略を変えてきて、それが僕たちのレースをかなり難しくしていたんだ」
「だから当然のことながら、レッドブルは強くなると思う。セルジオは今年、信じられないほど良いドライビングをしてきたし、本当に(レッドブルで)ドライブするにふさわしいドライバーだと思う。だから、彼がトップチームの一員となり、このような機会を与えられたことを聞いて、とても嬉しく思っている」
「マックスとの戦いはエキサイティングなものになると思う。チームにとっても、はるかに厳しくなるだろう」
「だからこそ、僕たちは本当にステップアップしていかないといけない。ふたりのドライバーが僕たちと戦うという点では、ここしばらく見たことがなかった戦いになりそうだ」
「でも僕たちはチームとしてそれを楽しみにしているし、それに対して努力している。僕たちは挑戦が大好きだ。もっとエキサイティングな戦いになるだろう」
ハミルトンのチームメイトであるボッタスも、ペレスがシートを獲得したことを喜んでいる。
「彼はF1のシートを得るに値すると思うよ。そして今や、彼はトップチームのひとつに所属している。それは良いニュースだ」
「レッドブルとの競争はもう少し厳しいものになりそうな予感がするけど、現時点では推測に過ぎない。だから、2021年に向けて様子を見ていくことになるだろう。でも、そうだね。面白いことになるよ」
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