オリオールズ戦の初回に先頭打者本塁打を放った大谷
■オリオールズ 13ー1 エンゼルス(日本時間27日・ボルティモア)
エンゼルスの大谷翔平投手が26日(日本時間27日)、ホームラン王争いトップを独走する41号本塁打を放った。敵地・オリオールズ戦で「1番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席で高い弾道での先頭打者弾を放ち、現地放送局も「ボールは粉砕されました」などと目を見開いた。
初回だった。左腕・エイキンの変化球を捉えると、打球は高々と舞い上がり、右翼スタンドへと飛び込んだ。打球速度110.7マイル(約178.2キロ)、飛距離374フィート(約114.0メートル)。打球角度45度はメジャー移籍後に放った本塁打の中で、最も高角度で打ち出された打球となった。
大谷にとってはオリオールズの本拠地・カムデンヤーズで放った初の本塁打となり、ア・リーグ全球団の本拠地を“制覇”(昨年開場したばかりレンジャーズ新本拠地グローブライフ・フィールドでは不発)。この一撃に地元局「バリー・スポーツ・ウエスト」の放送席も大盛り上がりとなった。
球団OBで解説のマーク・グビザ氏は「昨日暑い夜にピッチングして、今日はデーゲーム、初打席でホームラン! これでア・リーグの全球場でホームランです! 壮大なホームラン! ワオ!」と興奮気味。さらには「あのボールは粉砕されました。ショウヘイのこのような打球が見られて良かったです」とまくし立てていた。
(Full-Count編集部)
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