◇メジャー第1戦◇マスターズ 事前情報◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7510yd(パー72)
「ゴルフについてはノーコメント。でも、昨夜のボードゲームはサムをコテンパンにしてやったよ」と、会見で世界1位は不敵な笑みを浮かべる。“競争”となれば目の色が変わるスコッティ・シェフラーは、同学年で親友のサム・バーンズから見れば元来「のんびり屋」だ。
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2019-20年シーズンの新人王(ルーキー・オブ・ザ・イヤー)に輝いた25歳は、「WGCデルテクノロジーズ・マッチプレー」の優勝で世界ランク1位に上り詰めた。直近6試合で3勝という勢いで、ジョン・ラーム(スペイン)を引きずりおろして3月末に頂点の座を射止めたばかりだ。
しかし、当の本人は皮肉にもランキングはあまり気にしない主義だという。覚えている限りで唯一ランキングを気にかけたのは、ルーキーイヤーの「ジェネシス招待」。「翌週にWGCがあったからその時だけはランキングを見て何をすべきか考えたが、あまりいいゴルフにはならなかった」と30位には入ったが、納得のいく内容ではなかった。
「一番楽しいのは、満足のいくプレーができたとき。PGAツアーではつらい日も多いが、そういう日は自分を笑い飛ばすつもりでやっている。プレーが人生のすべてを表すわけではないし、そうしないとゴルフは本当に難しくなる」というのが、シェフラーをトップに押し上げたマインドセットだ。
順位には左右されない。ただ、誰かと競うことは楽しくてしかたがない。「ゴルフに対して深刻になりすぎない。でも、今まで会った誰よりも競争心は強い」と、ボードゲームで打ち負かされたバーンズは記者に明かす。
3度目のマスターズを前に、世界1位は「何年も競ってきた仲間が成功しているのを見ると、気持ちが高まる」と高揚感でいっぱいだ。
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