◇7日(日本時間8日) MLB開幕戦 カブス5―4ブルワーズ(シカゴ)
カブスの鈴木誠也外野手(27)は「6番・右翼」でフル出場。5回に左前にメジャー初安打を放つなど4打席で2打数1安打、2四球、1得点だった。チームは5―4で競り勝ち、昨季4勝15敗と大きく負け越した同地区のライバルを相手に白星発進となった。
6回2死の第3打席。鈴木は8球粘った末にこの日2個目の四球を選び、3度目の出塁。さらに直後のヘイワードの打席では、内野への飛球が野手のお見合いで内野安打となる間に一気に三塁を陥れた。
大リーグの公式データ分析システム、スタットキャストのアドラー記者はSNSで「鈴木誠也が先ほど一塁から三塁に進んだ際のスプリントスピードは、毎秒29・2フィート(時速32・04キロ)だった。大リーグの平均は毎秒27フィート(時速29・6キロ)だ」とつづった。大リーグは、一般的にスプリントスピード毎秒29フィート(時速31・8キロ)以上を“エリート級”と位置づけている。
ちなみに、スタットキャストによれば、俊足で鳴らすエンゼルスの大谷翔平選手(27)の昨季スプリントスピード平均は毎秒28・8フィート(時速31・6キロ)で、これは大リーグ全体でも上位9%(58位)に位置する。昨季の大谷は投打の二刀流に注目が集まったが、一方でリーグ5位の26盗塁もマークした。(写真はAP)
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