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DeNA、サイ・ヤング賞右腕のトレバー・バウアー獲得へ!! NPB史上最強クラスのV補強 - サンスポ

2019年12月にDeNAのファーム施設「DOCK」を訪問したトレバー・バウアー投手(右)。今永らと交流した(撮影・斎藤浩一)

超大物、電撃来日!! DeNAが2020年に米大リーグ、ナ・リーグのサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に輝いたトレバー・バウアー投手(32)=前ドジャース=を獲得することが13日、分かった。出来高を含めて4億円規模の契約とみられる。米大リーグでの規定違反による出場停止処分を受けていたが、球団は入念な調査と話し合いの末にオファー。1998年以来のセ・リーグ制覇、日本一を通算83勝の先発右腕が強力に後押しする。

米大リーグ投手の最高栄誉、サイ・ヤング賞に輝いた大物右腕が来日する。DeNAが通算83勝を誇るバウアーを獲得することが判明した。サイ・ヤング賞投手のNPB移籍は1962年に中日に外野手として入団したドン・ニューカム以来、2人目となる。

バウアーは2011年、全体3位となるドラフト1巡目でダイヤモンドバックスに入団。翌12年にメジャーデビューを果たし、インディアンス(現ガーディアンズ)に移籍後の15年から5年連続で2桁勝利を挙げた。

新型コロナウイルスによる短縮シーズンの20年にはレッズで11試合に登板して5勝4敗、防御率1・73でナ・リーグ最優秀防御率を受賞した。1を下回れば優秀とされる、1投球回あたりの被走者数を表す指標「WHIP」は0・79。奪三振率12・33と圧巻の成績で、最終候補に残ったダルビッシュ(当時カブス)を上回り、サイ・ヤング賞に輝いた。

翌21年から3年1億200万ドル(約107億円)の大型契約を結びドジャース移籍。しかし、同年に女性から「暴行を受けた」との告発を受け、制限リスト入り。DVなどの禁止規定違反による324試合の出場停止処分を受けた。再調査の結果、停止試合数は194に軽減され今季から復帰が可能となったが、今年1月に自由契約となった。

DeNAは慎重に獲得調査を進め、暴行の疑いは証拠不十分で不起訴となり、刑事責任を問われていないことや、本人との入念な話し合いも重ねてオファーを決断。約30億円とされる今季の年俸はドジャースが負担するため、出来高を含めた4億円規模の契約で合意に達したとみられる。

伸びのある150キロ超の直球とナックルカーブ、カットボールなど多彩な球種を操る。データを緻密に計算して投球に生かす頭脳派として知られ、ダルビッシュとも投球談議を交わす親日家。19年12月には神奈川・横須賀市にあるDeNAのファーム施設「DOCK」を訪問し、今永らと交流を深めていた。

DeNAは山崎、伊勢ら盤石のブルペンを誇る一方、3年連続勝ち頭の大貫が「右三角筋(肩)後部繊維肉離れ」で離脱するなど先発陣に課題を残す。メジャー最強右腕を加え、1998年以来のリーグ優勝、日本一を目指す。

■トレバー・バウアー(Trevor・Bauer) 1991年1月17日生まれ、32歳。米カルフォルニア州出身。2011年ドラフト1巡目(全体3位)でダイヤモンドバックス入団。インディアンス(現ガーディアンズ)、レッズを経てドジャース移籍。20年に最優秀防御率、サイ・ヤング賞獲得。メジャー通算成績は222試合に登板、83勝69敗、防御率3・79。右投げ右打ち。185センチ、93キロ。

■過去に日本でプレーした超大物外国人

★ボブ・ホーナー 1978年のナ・リーグ新人王は来日までに通算215本塁打を記録し、開幕直後に加入。「ホーナー旋風」を起こした。93試合で打率・327、31本塁打、73打点。1年で退団。

★フリオ・フランコ メジャーで91年に首位打者、シルバースラッガー賞5度の実績をひっさげ、1995年にロッテ入団。退団後に98年に復帰し、2年間で通算258試合に出場し打率・298、28本塁打。

★アンドリュー・ジョーンズ ブレーブスで05年に51本塁打、128打点の2冠。メジャー通算1933安打をマーク。13年に楽天に入団し、球団初の日本一に貢献するなど2年間で50本塁打。

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