U-20日本代表は3日、AFC U20アジアカップウズベキスタン2023のグループリーグ第2戦でU-20キルギス代表と対戦し、3-0で勝利。後半26分にMF佐野航大(岡山)がPKを決めて先制し、その5分後にはFW熊田直紀(FC東京)が今大会3点目となる追加点を奪う。同40分にはFW坂本一彩(岡山)が3点目を沈めた。第3戦・サウジアラビア戦は9日に行われる。
U-20日本代表は初戦・中国戦で2-1の逆転勝利。第2戦はスタメンを5人変更。FW熊田直紀(FC東京)、佐野、DF菊地脩太(清水)、DF高橋仁胡(バルセロナ)、MF保田堅心(大分)がメンバーに名を連ねた。4-1-2-3の布陣でGKは木村凌也(日本大)、4バックは左から高橋、DF田中隼人(柏)、DF菊地脩太(清水)、屋敷優成(大分)。アンカーは保田、インサイドハーフに佐野と松木。前線3枚は左からFW北野颯太(C大阪)、熊田、MF甲田英將(名古屋)が入った。
日本は前半4分、初戦で逆転勝利につながる2ゴールを挙げた熊田が左足で無回転ミドルを放ち、相手ゴールを脅かす。その後もキルギスの前線からのプレスをかわしつつ、5-3-2の布陣のブロック打破を狙った。
しかし日本は細かくつなぐが、敵陣まで近づけない。前半途中からは中盤の底に佐野が下がり、保田とともにボールを配球。松木が前目で起点となりつつ、右サイドの甲田と屋敷、左サイドの北野と高橋でサイド突破を図る。
前半33分、キルギスのCKからのピンチを免れた日本はロングカウンター。北野が長距離をドリブルで運びきると、PA右にパスを出す。熊田がカットインから左足シュートを放つが、相手選手のブロックに阻まれた。
前半をスコアレスで折り返すと、日本はハーフタイムに甲田を下げ、MF永長鷹虎(川崎F)を右サイドに投入した。日本は引き続きボールを保持をしながら、キルギスのプレスに対応。後半16分、後方からの縦パスを受けた永長は、中盤からPA中央にインスイングの浮き球パスを放つ。ゴール前で北野が右足ワンタッチ。しかし威力はなく、相手GKにキャッチされた。
日本は後半20分、保田を下げてMF安部大晴(長崎)を出場させる。中盤の底に松木が移動し、安部はインサイドで前目に入った。同26分、北野がPA左に鋭いパスを出すと、松木が反応。相手GKの飛び出しに引っかけられ、主審がファウルの笛を出す。日本がPKを獲得した。
PKキッカーは佐野。目線を相手GKに合わせながら、体でタイミングをずらして右足シュート。ゴール右に決め切り、待望の先制ゴールとなった。
日本は後半29分に最終ラインでボールを奪われてピンチを迎えるが、相手のシュートは枠外。すると、その直後の反撃で追加点を奪う。同31分、GK木村がゴールキックを蹴ると前線で混戦。こぼれたボールを永長が拾って突破を狙い、相手とぶつかってボールはこぼれる。一瞬で詰めた熊田がPA手前からコントロールショット。ゴール左隅に今大会3点目を突き刺した。
日本は後半33分に2枚替え。佐野と北野を下げ、MF松村晃助(横浜FMユース→法政大)と坂本が入る。同40分には交代策が的中。右CKを高橋が蹴り、松木がニアサイドで逸らす。ファーサイドの坂本が押し込み、ダメを押した。
試合はそのまま終了し、日本が3-0で快勝。グループリーグ突破に大きく弾みをつけた。日本はグループリーグ2連勝となり、この後行われるサウジアラビアと中国の試合で、サウジアラビアが引き分け以上で終えると、日本のグループ2位以上が確定。3試合目を待たずしてグループリーグ突破が決まる。
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