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中京大中京 接戦制し2回戦へ!エース畔柳12K完封&櫛田決勝ランニング本塁打 - スポーツニッポン新聞社

第93回選抜高校野球大会第6日第1試合 1回戦   中京大中京2―0専大松戸 ( 2021年3月25日    甲子園 )

<中京大中京・専大松戸>7回2死二塁、櫛田のランニング本塁打で2点を先制し、雄叫びを上げる中京大中京・畔柳(左から2人目)。中央は専大松戸・深沢(撮影・北條 貴史)
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  第93回選抜高校野球大会第6日は25日、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われた。1回戦最後の試合となった第1試合は、中京大中京(愛知)が2―0で専大松戸(千葉)に勝利し11年ぶりに初戦突破した。これで春通算56勝となり、同県のライバル、東邦に並んで歴代1位タイとなった。

 中京大中京は2回1死一、三塁、4回1死二塁、塁と好機をつくったがあと一本が出なかった。それでも両軍無得点で迎えた7回2死二塁から途中出場の櫛田理貴が左翼へランニング本塁打して2点を勝ち越し。ランニング本塁打は13年の大阪桐蔭・峯本匠が遠軽との2回戦で記録して以来となった。投げては、エース右腕・畔柳亨丞は力のある140キロ台の直球を武器に12三振を奪い6安打完封した。

 専大松戸は2回に2死三塁、5回に1死二塁、6回には2死から連打で一、三塁と得点圏に走者を進めたが無得点。サイド右腕・深沢鳳介は緩急をつけた球を内外角に投げ分け凡打の山を築いたが、終盤につかまった。

 ▼中京大中京・櫛田 打ったのは真ん中から外よりのストレート。追い込まれていたので、どんな球でも打つつもりでした。自分のバットで先制できて良かった。公式戦では甲子園が初打席。そこで打てて良かった。ホームランはまだ人生で柵越えはないです。中学のときにランニング本塁打を打って以来。応援してくれた両親に感謝したい。

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