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オリンピック スケートボード 西矢が最年少13歳で金 中山が銅 - NHK NEWS WEB

銅メダルを獲得した16歳の中山楓奈選手。「自分のやりたい技を成功させたい」と臨んだ富山県の高校1年生が、オリンピックの舞台で大きく飛躍しました。

9歳で本格的に競技を始めた中山選手がこだわりを持つ得意技は、車輪をつなぐ金属部分を段差などに滑らせる「グラインド」と呼ばれる技。

おととしの日本選手権ではこの得意のグラインドを次々と決めて、13歳にして初優勝を果たし、一気に脚光を浴びました。このときから中山選手は「これからの目標は東京オリンピックを目指すこと。そのためにレールに乗る技の種類を増やしたい」と先を見据えていました。

その後の国際大会でも上位に進出するなど、急成長を見せ、先月の世界選手権では中山選手の持ち味の大技、ボードを斜めにかけて滑らせる「フロントサイドKグラインド」を成功させるなどして6位に食い込み、東京大会への切符をつかみました。

「終わったあとに悔しいとか、こうしておけばよかったとか、思わない滑りをしたい」と臨んだオリンピック本番。
予選では大きい手すりを使ってボードの先端を滑らせる技などを次々と成功させ、トップで決勝に進出。
「めっちゃ緊張しました」と話した一方で、「決勝では自分のやりたい技を決めたいです」と自分のスタイルを崩すことはありませんでした。

世界ランキング11位からのオリンピックでのメダル獲得。悔いを残さない「自分の滑り」で、メダル獲得を果たしました。

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