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【BIGBOSS TALK】新庄ビッグボス「俺のちっちゃい頃の夢は水洗便所のある家に住みたい」 - サンケイスポーツ

球場入りする日本ハム・新庄剛志監督(撮影・三浦幸太郎)

日本ハム春季キャンプ(28日、沖縄・名護)キャンプを打ち上げた。新庄剛志監督(50)が1カ月を振り返った。

--キャンプを終えて

 「いやー、タイガースからユニホームを着て何年もキャンプをやってきたけど、今年は5日間ぐらいのキャンプだった。早かったぁ~。スタッフの方も『今までで一番早かった』と言ってくれて。ということは楽しかったということだと思うんで、すごく充実したキャンプを送れた。今日戻るんですけど、寂しい気持ちと〝さあ出発〟というか、違う場所での戦いが始まっていくんだな、と」

――キャンプでの選手の印象は

「練習する、する。俺のイメージではそんなに練習しないファイターズかなと思っていたけど、朝6時半から夜8時半まで。逆にこっちが『ちょっと休んだら』と思うぐらい練習してた」

――特に目を引いた選手は

「いないです。全員です。個人名を挙げるシーズンにはしたくないから。(1、2軍の)アップダウンは必ず人数が決まっているし、俺が決断しなければならないけど、腐ってしまう選手は上げない。入れ替えは激しくする一年にするから、気持ちがある選手は上げるし、そういう気持ちがない選手は下げる。そのままユニホームを脱いでいかないといけない状況に追い込まれるのは自分だから」

――開幕に向けて、何を突き詰めていくか

「今までやってきたことをずっとこのままやっていくだけ。変わらないし、変えない。開幕したからって、変えてしまったら、これまでやってきたことが意味ないから。だから、いつも言うように、『練習を試合のようにやりなさい。試合を練習のようにやりましょう』と」

――キャンプではたくさんのサプライズで楽しませてくれた

「自分が楽しんでやっているので。やりたいことをやって、乗りたいものに乗って、サービスしたいことはやって。それを皆さんが『ありがたい、楽しかった』と言ってくれたらうれしい。いつも言っているけど、俺はみんなを楽しませようとしてやってない。自分で楽しもうと思ってやったら、みんなが楽しんでくれる」

――選手の態度には厳しい

「あのね、ふて腐れていいことないよね。だって、練習で動きが悪い、ちょっと足が故障気味、誰の問題ですか?って話。じゃあ、移動(2軍落ち)しましょうで、〝なんでやねん、なんで俺?〟ってなること自体、プロとして失格だと思うし、移動させられても常に声を掛けられるポジションにいないといけない。俺ね、プロ野球のユニホームを着て、練習中に常にいっぱいお金をもらいたいと思っていた。もう他人なんて関係ない。俺があそこのグラウンドで、あのボールをぶちかまして、あのボールを捕って、ランナー刺して…。ユニホームを着る年数ってそんな長くないわけでしょ。どうやって自分の工夫でお金儲けをするかってことだけを考えて。小さい頃ほんと貧しかったから、その貧しかった思いが俺の人生ずっと、お金を儲けたいっていう気持ちでやってました。ちっちゃい頃の夢が、水洗便所のある家に住みたいだったの。だから、もう貧しい生活から抜け出したいと思ってやっていました」

--今後も1、2軍の入れ替えは

「あるある。めちゃくちゃある。調子いい選手を、調子いいのは分かって、もう使えるって分かるから。今度ちょっと移動してくんないって、見たい選手いるから、の移動は増えると思うね」

--就任会見で全員を1度は1軍で使いたいと

「もちろん、1回は立たせますよ。そのチャンスをものにするかしないかはね。努力は一生、本番は一回、チャンスは一瞬。努力をしていないとその一瞬のチャンスはつかめないから。練習で思う存分、納得できるまでやっていると、本番で〝さあ、俺を見なさい〟という気持ちになって、力が入らないから。だから練習をしっかり人がいない時、寝ている時にやりなさいって」

--3月以降、2軍を視察することは

「それはない。俺がそっち行ったら、また叩かれるでしょ。ベンチにいないって。何をしてんだって。俺がしていることって意味があるからね、必ず。あとから説明したら、そういうことって。まあ、いちいち説明はしないんだけど」

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