北京オリンピックのノルディック複合・個人ラージヒル(LH、HS140メートル、K点125メートル)が15日行われ、日本の渡部暁斗(北野建設)が銅メダルを獲得した。前半飛躍で5位につけ、後半距離(10キロ)をトップと54秒差でスタートすると、2・5キロコースの2周目で先頭に立ち、ラストスパートでも粘りを見せてトップと0秒6差でゴールした。
渡部暁は個人ノーマルヒル(NH)で銀メダルに輝いた2014年ソチ大会、18年平昌大会に続き、3大会連続でメダルを手にした。今大会での日本勢のメダルは通算14個目となり、冬季オリンピックでは過去最多だった平昌大会の13個を上回った。金メダルは、個人NH銀のヨルゲン・グローバク(ノルウェー)だった。
ほかの日本勢は、前半2位だった山本涼太(長野日野自動車)が後半で遅れて12位。渡部善斗(北野建設)は25位、永井秀昭(岐阜日野自動車)は31位だった。
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