◇米国女子◇LPGAドライブオン選手権 2日目(4日)◇クラウンコロニーG&CC(フロリダ州)◇6592yd(パー72)
笹生優花は通算イーブンパー74位でカットラインに1打届かず予選落ちを喫した。米ツアーではプロデビュー戦だったオーストラリア開催の2020年「ISPS HANDA ヴィックオープン」以来の予選落ちとなった。
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16番でダブルパー「8」をたたくなど「77」と苦しんだ初日から一転して「67」をマーク。「良いショットも打てていたと思うし、パターもちょこちょこ入ってくれた」。フェアウェイを外したのは1ホールだけ。18ホールのパット数も「34」から「27」まで減らした。
3番(パー3)で最初のバーディチャンスを外し、13番のバーディはもう少しでチップインイーグルという一打。さらにスコアを伸ばせそうな場面がふんだんにあった。
午後組でのプレー終盤はカットラインが通算1アンダーとイーブンパーで目まぐるしく動く展開。「そこ(カットライン)はあまり考えずにプレーしていた」と振り返る中、キャリーでグリーンをオーバーさせた17番(パー3)で唯一のボギーを喫した。それでも最終18番(パー5)はバンカーを越えて下り傾斜に落とす難しいアプローチを巧みに寄せ、バーディで締めくくった。
「きのうもあれが(きのうの)自分のベストのスコア。別に悔しくもないですし、今日も良いショットも良くないショットもあった中で結果的に今日の方がスコアが良かったということ。それがゴルフ」
いったんフィリピンに戻って隔離期間を経て調整した後、3月3日開幕の「HSBC女子世界チャンピオンズ」(シンガポール・セントーサGC)、翌週「ホンダ LPGAタイランド」(タイ・サイアムCC)と2連戦を予定している。(フロリダ州フォートマイヤーズ/亀山泰宏)
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