◇海外女子メジャー◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 事前(21日)◇バルタスロールGC(ニュージャージー州)◇6621yd(パー71)
18日(日)から3ラウンド54ホールと入念にコースを下調べした西郷真央は、開幕前日にレキシー・トンプソンと同組で回った。1Wを持つ機会は少ないものの、米ツアー屈指の飛ばし屋は圧巻だった。
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「やっぱり、パワーが全然違う」と苦笑しながら、「この(グリーンの)硬さでも(ボールを)止めてきていて、ちょっとレベルが違うなと思いつつ、自分ができる範囲でやっていかないと」。同じプーマのウェアを着るスタープレーヤーと一緒に写真も撮りつつ、自分なりの戦略を確立する重要性を改めて感じ取った。
初出場だった前年、大会最長記録を更新した6894yd(パー72)のロングコースで30位に入った。「去年は長いといっても、(特定の)何ホールか距離が残る感じで、それ以外はそこまで。コース難度でいったら、なかなか日本にはない感じですし、こういったコースの方が難しい」と、さらにタフな戦いを覚悟している。
硬い地面も想定して複数用意していたウェッジは、ローバンスのタイプをバッグイン。「耐えて耐えてっていうプレーになるのかなと思います。伸ばし合いはパッティングがキーになってくるので、耐える試合の方が気持ち的にはいいのかな」。我慢大会への気後れもない。
2週後には「全米女子オープン」(カリフォルニア州ペブルビーチGL)も控える。「この試合も、次の試合も行ってみたかった。楽しみにしていたメジャーです」。難コースを前に気持ちを高ぶらせた。(ニュージャージー州スプリングフィールド/亀山泰宏)
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