◇大相撲春場所11日目(2021年3月24日 両国国技館)
大相撲春場所は24日、東京・両国国技館で11日目の取組が行われた。1敗の元大関の小結・高安(31=田子ノ浦)は、過去7連敗中の大関・正代に引き落としで敗れ2敗目を喫した。単独トップは変わらずも、連勝は9で止まった。正代は6勝5敗で白星先行。
大関復帰を目指す2敗の関脇・照ノ富士(29=伊勢ケ浜)は、同じ関脇の隆の勝に寄り切りで快勝。勝ち越しを決め、大関昇進の目安とされる三役での3場所33勝へあと1勝とした。大関・貴景勝は霧馬山に突き出しで勝ち、カド番脱出まであと1勝とした。
高安を追う3敗の大関・朝乃山(27=高砂)は妙義龍に寄り切りで勝ち、平幕の翔猿(28=追手風)は琴恵光を突き落としで破り、それぞれ今場所の勝ち越しを決め、優勝争いにも残った。同じく3敗の平幕千代の国(30=九重)は大奄美に寄り切りで敗れ、優勝戦線から脱落した。
11日目を終えてトップは2敗の高安、3敗で朝乃山、照ノ富士、翔猿が追っている。
03/24 18:01
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