オリックスがクライマックスシリーズ・ファイナルステージを突破し、96年以来、25年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。

1点を追う9回無死一、二塁。決めたのは、伏兵の代打小田裕也外野手(32)だ。バントの構えにロッテは一塁、三塁が猛チャージするバントシフトを敷いた。この瞬間、一転して強攻。一塁線を破る適時打で同点に追いつき、引き分けに持ち込んだ。土壇場で中嶋聡監督(52)の采配が光った。指揮官はお立ち台で開口一番「えー、しんどかった。最高の結果になってよかった。最後の最後まで絶対にあきらめない戦いを多くできている。優勝しました!」と振り返った。

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