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霧馬山 大関昇進で会見【詳しく】新しこ名「霧島」への思いは - nhk.or.jp

Q.率直に気持ちを教えて下さい?

A.うれしいですね、自分の時よりうれしいかな、逆に緊張しました。

Q.ご自身の伝達式を思い出すところもあったのでしょうか?

A.思い出しましたね。自分もやっぱり今の本人のことばと同じように、緊張してそのまま何も分からずに終わったような感じでした。本人も一緒だと思いますね。逆にきょうは、それと違った緊張感がありましたね。

Q.師匠として育てた思い、どう口上を述べるかなど感じるところはあったのでしょうか?

A.やっぱり本人が言ったようにいちばん稽古をやって来たので、もうそれに尽きると思います。本人はもう1つ上に行きたいと言っているので、今まで以上に稽古すればそこも夢ではないと思いますね。

Q.入門したころは細くて出稽古に師匠みずから連れて行っていましたが?

A.入門して、知り合いの方にはほとんど言っていたと思うんですけど、普通にやっていけば前頭、三役、その辺までには黙っていても行くんじゃないですかというのは言っていました。それは性格、素直なので。そこは言ったことを。相撲も最初はこう抱えて引っ張り込んで、受けて、そういう相撲を取っていたんですけど。それはやっぱり頭をつけなきゃ、横綱でも頭をつけるんだからという話をして。頭をつけるようになって勝てるようになったかなと思うんですよ。本当はもう1つぐらい、つりぐらい覚えてやったら土俵際とかもっと安心して見ていられると思うので言っているんですけど。「できません」で終わっているんですけど。その辺は、これから下半身強化を一生懸命やって、出来るようになってくれればいいな思っています。

Q.8年で大関まできましたが?

A.けがも結構しているんですけど、8年で早いと思いますよ。だから、けがにも強いと思いますし。これからも、もっとけがしない体を作っていかなければいけないと思っていますので。

Q.霧馬山のいいところはどんなところですか?

A.素直ですね。相撲に関してはいろんなタイプが、対戦相手にいるんですけど、どの力士にもうまく対応できる、そういう運動神経というか、そういうのは入った時からありましたね。四つ相撲だったら突き押しに弱いとかあるんですけど、そういうのにも、うまく対応できるし。そこはいいところじゃないですか。

Q.弟子が自分と同じ大関まで来たことについて感慨もあるのではないですか?

A.欲を言えば早く私を越えてもらいたいというのが一番ですよね。ここまでは俺も来たんだ、だからそこを越えてくれたら、またうれしいですよね、自分にとっても。そこはやっぱり稽古しかないと思うので、それをできるかできないか。ここで満足しないように、そこは、ちょっと心配していますけど。

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