アーセナルからのレンタルでモンツァに所属するマリ [写真]=Getty Images
アーセナルからの期限付き移籍でモンツァに所属するスペイン人DFパブロ・マリは、ミラノ近郊で起きた殺傷事件の被害に遭ったようだ。27日、イギリスメディア『BBC』が報じている。
27日、イタリア・ミラノ近郊のスーパーマーケットにて、1名の死者と少なくとも4名の負傷者が発生する事件が起きた。犯人である46歳の男はその場で複数の客に寄って取り押さえられ、地元警察が勾留しているという。また、同人物は精神面の問題を抱えていたとされ、テロの可能性は警察によって否定されている。
今季アーセナルからモンツァに加入したマリは、この事件によって背中を刺される被害に遭った模様。モンツァのアドリアーノ・ガッリアーニCEOは、「背中にかなり深い傷を負っている」としたものの、刺された箇所は急所ではなかったため命に別状はなく、現在は意識がある状態だという。
ガッリアーニCEOは被害当時の状況を説明し、マリが妻と小さな息子を連れて買い物をしていた際に襲撃されたことを明かした。
「彼は息子をショッピングカートに乗せており、妻がその隣を歩いていた。彼は何も気づいていなかったようだ。すると彼は背中に痛みを感じ、それが犯人のナイフだったんだ」
「残念なことに、犯人が誰かの喉を刺すところも彼の目に入ってしまったようだ。彼は起こったことすべてを目撃したんだ。本当に残念なことだ」
所属元のアーセナルを率いるミケル・アルテタ監督も、「ちょうど今知ったところだ。エドゥ(テクニカルダイレクター)が彼の親族と連絡を取っているよ。彼は病院にいるが、命に問題はないようだ」とコメントしている。
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