セCSファイナルステージ第2戦 ヤクルトー阪神 ( 2022年10月13日 神宮 )
ヤクルトの村上宗隆内野手(22)がクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第2戦・阪神戦(神宮)に「4番・三塁」で先発出場。第2打席で“CS1号”となる逆転2ランを放った。
村上は1点を追いかける初回、2死一塁で第1打席へ。阪神先発右腕・藤浪との対戦は、試合前から降り続く雨の影響からか3球目の速球が大きく外れたこともあり一時中断。午後6時26分から38分間の中断を挟んでカウント2―1から再開されると、仕切り直しの打席は四球。CS第1戦から5打席目で早くも3個目の四球となった。
すると0―1のまま迎えた3回の第2打席、2死一塁から今年のCS初安打となる逆転2ラン。藤浪がフルカウントから投じた6球目、外角低めの速球を逆らわず逆方向へ強打。高々と上がった打球は“逆風”をものともせずに左翼席へと飛び込んだ。
▼村上 打ったのはストレート。追い込まれていたのでコンパクトに打つことを心掛けて、低めの球でしたがしっかりと押し込めました。逆転することができて良かったです。
村上はレギュラーシーズン最終戦の3日に行われたDeNA戦(神宮)で7回に5番手右腕・入江から右越え56号ソロ。64年の王貞治(巨人)を抜く日本選手シーズン本塁打の新記録を樹立した。2年連続の本塁打王、ともに初めての打点王と首位打者を獲得し、史上8人目(通算12度目)の3冠王も達成。22歳シーズンでの3冠王は、82年の落合博満(ロッテ)の29歳シーズンを塗り替える史上最年少記録となった。
日本選手最多56号と3冠王の称号を手にして臨むCSファイナルSに向けては、「凄く気持ちも高ぶっています。(本塁打を)もちろん打てればいい」とCS初アーチを視野に入れつつ「しっかり自分のスイングができるよう頑張りたい」と意気込み。12日の第1戦では4打席で2打数無安打2四球という結果に終わっていた。
村上の21年のポストシーズン成績は、巨人とのCSファイナルステージ全3試合に「4番・三塁」で先発し、12打席で9打数2安打3四球、打率・222。オリックスとの日本シリーズでも全6試合に「4番・三塁」で先発出場。25打席で23打数5安打2四死球、打率・217、2本塁打、3打点。日本シリーズでは本塁打を記録していたが、CSでは記念すべき“第1号”となった。
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