パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・エムバペ(24)が、チーム史上初となる1試合5ゴールを決めた。

チームは6部のチーム相手にエムバペ、FWネイマールを先発メンバーにそろえ、強力なラインアップを組んだ。エムバペは「自分たちのレベルでプレーすることで、チームを尊重するためにここに来た。それをやり遂げて、私たちはとても幸せだ」と満足そうに振り返った。

この一戦の大切さについても言及し「彼ら(ペイ・ド・カッセル)にとっても、私たちにとっても素晴らしい機会だった。なぜなら、たとえ1試合だけでも、私たちがアマチュアフットボールの出身であり、このつながりを維持することが重要だと思い出させてくれるから」。どんな一戦にも手を抜かないプレーが、1試合5ゴールの快挙につながった。

エムバペは前半29分にDFヌーノ・メンデスのクロスから先制ゴールを決めると、33分のネイマールの追加点直後の35分に巧みなチップシュートで2ゴール目。40分に3ゴール目を挙げ、前半だけでハットトリックを達成した。勢いは止まらず、後半10分に4ゴール目。そして6-0で迎えた34分に5ゴール目を奪った。

昨年のワールドカップ(W杯)カタール大会では、アルゼンチンとの決勝でハットトリックを達成。計8得点で得点王に輝いた。今シーズンは24試合で25ゴールをマークしている。