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全国都道府県対抗女子駅伝 きょう号砲 長崎、2年連続入賞へ一丸 | 長崎新聞 - 共同通信

力走を誓う長崎の選手たち=京都市内

 第41回全国都道府県対抗女子駅伝大会は15日、京都市のたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)発着の9区間、42.195キロのコースで行われる。午後0時半スタート。昨年5位の長崎は廣中璃梨佳(日本郵政グループ)がエントリー外となったものの、連続入賞を目指して本番に臨む。
 14日は京都市内で開会式が行われ、全47チームの選手が力走を誓った。各チームの主将がそれぞれの都道府県旗を掲げて入場。長崎は「笑顔あふれるパワーで戦います」というアナウンスが流れる中、森智香子(積水化学)が登壇した。
 レースは2連覇中の地元・京都をはじめ、高校生や実業団など戦力が充実している大阪、宮城、長野などが優勝争いの中心になりそう。長崎は全国高校駅伝12位の諫早高勢を軸に先行逃げ切りを狙う。兵庫の田中希実(豊田自動織機)、群馬の不破聖衣来(拓大)は欠場となった。

◎序盤に流れ呼び込む

 2年連続入賞を狙う長崎は、1区に主将の森智(積水化学)、2区に蔦野(諫早高)の主力を配置。3区に4位でつないだ昨年と同じオーダーで流れを呼び込む。さらに今年は3区森若(西諫早中)も力があるだけに、序盤の3人で可能な限り好位置につけておきたい。森智は「昨年か、それ以上の走りをして、後輩が気負わなくてもいいようにできれば」と号砲を待っている。
 後半区間の見どころは6区白石(ユニバーサルエンターテインメント)。他選手のコンディション不良があり、メンバー入りを打診されたのは約10日前だったが「声をかけてもらってすごくうれしかった」と快諾した。6区は長崎南高1~3年時に走っており、6年ぶり4度目の出走。コースはしっかり頭に入っている。
 アンカーは、釜元監督(長崎女高教)の教え子でもある北原(十八親和銀行)に託した。地元実業団のエースは「やれる準備はした。任されたからにはしっかり走りたい」と意気込んでいる。

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